うつ病体験記①

こんにちは。watcherです。
今回のテーマは「うつ病」です。私は新卒1年目にうつ病と診断されました。人生のどん底を経験しましたが、そこから自分のこれからの生き方を見い出し、現在は心豊かに生活しております。なぜうつ病になってしまったのか、そしてどうやって立ち直ったのか、書き連ねていきたいと思います。

カワラヒワ(北海道某所)

コロナでねじ曲がった価値観

以前に自己紹介でもお話ししましたが、私は幼少期からずっと生き物が好きで、大学でも研究三昧でした。小中学生の頃に、博物館の学芸員から自由研究の添削を受けた思い出がずっと残っていて、将来は私も学芸員になりたいと思っていました。資格の勉強と研究を両立させて、自分なりに一生懸命頑張っていました。ですが...新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言の発令、世間を飲み込んだ出来事が、私の就職活動を大きく狂わせました。
あらゆる施設が閉鎖され、再開の目途も立たない。そんな状況で学芸員の求人も、環境系の求人も、「ここで働きたい」と思う場所は1つもありませんでした。大学院に行くお金の余裕もなく、将来の予定も全く想像がつきませんでした。それでも公務員や研究施設の事務員なら少しは博物館や研究者の方々に関われるかもしれないと思い、大学3年の3月にようやく本格的に就職活動を始めました。いつの間にか私の夢は消え、「事務員になること」が目標として置き換わっていました。

お祈りメールの先に

「今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」あぁ...この文章を何回見たでしょうね(笑)。始めた時期は遅かったのですが、毎日4時間睡眠でES、Webテスト対策、面接対策を続け、ほとんどの企業で1次試験までは通過できました。が、2次面接で深堀されるとボロがでてしまい、全滅かと思われましたが、どうにか1社だけ最終面接まで進むことができました。さらに気合を入れて対策を重ね、ついに内定を得ることができました。夏休み前最後の、授業終わりのことでした。
私は大学職員になることができました。内定後は研修を受けたり、卒論をまとめたりしました。もちろん、大学最後の期間をしっかりと謳歌しました(笑)。あの頃は本当に楽しかったですね。彼女とお付き合いし始めたのもこの頃です。「がんばって稼いで、良い暮らしがしたい!」期待を胸に4月を迎えました。
(つづく)

研究者になるには

こんにちは。watcherです。
突然ですが、今回は「研究者」がお題です。
先日、私はお仕事を通じて、夢見る高校生とお話ししました。将来の夢は「環境学の研究者」。そのために大学、さらには大学院へ進学したいとのこと。高校生から進路のことを考えて行動する姿勢、本当に素晴らしいなと思いました。頑張ってほしいなと思いつつ、私は「1つの大学に絞るのではなく、さまざまな大学を考えること。研究者はあくまで1つの目標として、環境に関わるためにはどのような仕事があるのか、自分にはどのような可能性があるのかを追求すること。そして本当に研究者になりたいのであれば、研究者の仕事とは何かを調べ、身をもって学び、どれくらいの資金が必要で目標達成までどれくらいの月日を要するのかをシミュレーションすることが必要です」とお伝えしました。

なぜここまで言うのか、それは私自身、かつて「研究者になりたい」と考えていたからです。そしてこの目標を現在も掲げています。私の場合、関東で育ったこともあり、「情報の最先端が集まる東京都内の大学で環境学を専攻し、異分野の一般企業で下積みを積んで環境系の企業に転職、ある程度の資金が集まったら大学院に進学して博士課程まで進み、学芸員or研究機関の研究者となる」というシナリオを想定しています。たとえこの目標が達成できなかったとしても、日々のモチベーションを保つために「夢」を掲げ続けています。

ベニマシコ(北海道某所)

1つ目の大学について。いまや大学は日本中に相当数あります。そこには様々な分野の研究者がおり、日々研究に励んでいます。分野横断的に研究する方もいれば、1つの狭い分野を研究する方、例え学会にも誰にも認められなくても、自らの信念のもとに学説を貫き続ける方、本当にさまざまです。なので、まずは日本全国にどのような大学があるのかを調べ、どの先生のもとで研究を続けたいのかを考える必要があります。

そして2つ目。個人的にここが最も重要だと思うのですが、「自分は本当に研究者になりたいのか」を考えることです。そもそも研究者とは何でしょうか?どこで働きたいのでしょうか?独立行政法人、大学、企業、NGO、さらには個人、ボランティアなど、さまざまな形態がありますね。それぞれ研究者とはいえ、役割は大きく異なります。しかし全てに共通することは、「人と人とのつながり」が大切になるということ。やみくもに研究だけに集中しても、誰かに必要とされなければ、研究や発表のための場が提供されなければ、仕事として続けることは不可能なのです。

最後に3つ目。資金と達成年数をシミュレーションすることです。資金については目に見える金額と見えない金額があるので注意が必要です。例えば大学~大学院の学費は目に見える金額ですが、交通費、研究費、交際費(学会、ボランティア等で知見と研究者との交流を深める)、各団体の会費、そして日々の生活費は見落としがちです。これをどのように工面するのかということまで考えることができれば、目標達成までの大まかな月日を割り出すことができるのではないかと思います。

ちなみに私の目標は人生の目標なので、現在の仕事をがんばること=目標に近づくというシミュレーションです。ここまで話しておいてすごい大雑把ですね(笑)。ですが、もし大学院まで一直線に進み、研究者になりたいという方は、しっかりと計画的に物事を進めることをお勧めします。

現在、世の中で働いている研究者の方々は、具体性に差はあるとは思いますが、上記のステップを踏んで第一線で活躍されていると私は考えました。「研究者にとくに興味ないよ」という方も、こうした努力のもとで研究者が世の中に輩出され、その研究が明日の世界をつくっているということだけでも、気に留めていただけますと幸いです。

研究者を目指すみなさまを、心から応援しています。

いまさら自己紹介

こんにちは。watcherです。
この度、はてなブログProにアップグレードしました!より充実したコンテンツをご提供できたらと考えております。

さて、諸々設定が終わり気づいたことがありました。
まともに自己紹介してないのでは?
ということで「いまさら自己紹介」やります笑

カササギ(北海道某所)

watcherの簡単経歴

関東生まれ、関東育ち。幼少期から大の生き物好き(植物には興味なし)で、虫取りと貝殻拾いに熱中していました。中学生になると、わりとどこにでも行けるようになり、自然系のボランティアに足を運びまくります。高校では英語に強い学校に入って論文を読んだり、海外の方と話すための英語力を身に着けました。大学では環境学を専攻し、研究発表や資格取得に専念しました(もちろん飲み歩いたり遊んだりもしましたが笑)。一般企業の事務職に就職したのですが、1日中座ってよく分からない仕事をする意味を見出せませんでした。さらに上司のパワハラを受けて、社会人1年目でうつ病に。3か月の休養後に1年働いたのち、「やっぱり自然を相手に働きたい」と一念発起。必死の転職活動の結果、ネイチャーガイドになることができました。北海道に引っ越して仕事も生活環境も一変しましたが、気楽に楽しく生きています!

本ブログのコンセプト

簡単に言えば「雑記帳」です。今のところ出会った野鳥写真を載せまくっていますが、上記の通りいろいろあった人なので、日々の暮らしの工夫やこれまでの人生、おすすめの品々等も書いていけたらなと思っています。また本ブログは、あえてカテゴリーを設けず、月別アーカイブのみで構成する予定です。私はリサイクルショップのジャンク品売り場や骨董市、レターショップのような混在するものの中からお宝を選ぶスタイルが好きです。なのでそのような構成にしていきたいと思います。

留意事項

本ブログでは、GoogleアドセンスとASPサービスを利用しています。詳細は固定ページの「プライバシーポリシー」に記載させていただきましたので、ご一読願います。またお問い合わせフォームも用意しておりますので、お問い合わせがございましたら、当該ページよりお声がけをお願いいたします。

と、こんな感じでしょうか...
今後ともよろしくお願いいたします!

鳴き声修行中...

こんにちは。watcherです。
先日歩いているとなにやら聞き慣れない野鳥の鳴き声が聞こえてきました。
見上げると...

逆光だったので少し明るくしていますが、アオジという鳥です。ただどうも鳴き声がおかしい...家に帰って調べてみたところ分かりました。さえずりだったのです。私はずっと関東圏にいたので、「ジッ、ジッ」という鳴き声しか知りませんでした。また1つ、知識が増えました(笑)。

ちなみに野鳥の鳴き声には「地鳴き」と「さえずり」があります。地鳴きとは通常のコミュニケーションのための鳴き声、さえずりは繁殖期や縄張りを示す際の鳴き声です。人間で言うならば、地鳴きが普通におしゃべりする声、さえずりは歌を歌う時の声です。ウグイスの「ホーホケキョ」というさえずりは有名ですが「ジャッ、ジャッ」という地鳴きはあまり知られていません。このように野鳥も時と場合によって鳴き声を使い分けています。

ネット上でも野鳥の鳴き声を聞き比べることのできるサイトがいくつかございます。興味のある方はぜひ調べてみてください!

雨あがりは外に出よう ~クロツグミとの出会い~

こんにちは。watcherです。
梅雨が近づいてきましたので、雨にまつわるタイトルで書きたいと思います。雨あがりの野鳥観察はとても良いものです。葉っぱの上の雨粒に太陽が反射してキラキラと輝き、暗い森に光が差し込み、動物たちが嬉々として走り回る、そんな光景を見ることができます。

クロツグミ(北海道某所)

今回撮影することのできたクロツグミも、なんとなくですが嬉しそうに見えました。地面から出てきた昆虫を食べていたようです。

私はどうしても「雨」と聞くとマイナスイメージが湧いてしまいます。近年では気候変動の影響からか豪雨も多くなっていますね。外出時は雨具がかさばり、いつもより道路は渋滞してしまいます。といって屋内で過ごすにもやることがない...以前はそんな感じでした。ですが、晴れの日はなるべく散歩に出かけて、しっかりと外の空気を吸って、雨の日は家の中をきれいにしたり、調べ物をしたり、少し凝った料理を作ってみたり...その日その日に良さがあるんだなと実感できるようになりました。

もうすこし飛躍すると、人生においても同じだと思います。雨の日もあれば晴れの日もある、でもその時々の自分にしかできないことがあって、その積み重ねが個々の人生をつくりあげていくのだと思います。私自身、自己嫌悪に陥り、辛くなってしまった過去があります。ですが、それもまた一興。今では自分を顧みる良い機会だったと思っています。

雨あがりは外に出よう。
その先には、きっと良い未来が待っています。

いざ関東へ弾丸帰省!

こんにちは。watcherです。
ちなみに題名を見ればお分かりかと思いますが、関東圏出身です。運よく2日間お休みを頂いたので、北海道→関東圏に弾丸帰省しました!かわいく撮れたノビタキを一旦はさみます(笑)

ノビタキ(北海道某所)

北海道→東京って意外と近いもので、新千歳空港→東京まで実質2時間で行けてしまいます。まぁ実質なので搭乗手続き等々含めると3時間以上かかっていますが...ちなみに今回の旅の目的は、遠距離恋愛中の彼女に会いに行くこと。映画を見たり、一緒にご飯を食べたりと、充実した時間を過ごすことができました。往復のお金はかかりますが、節約をしたり、その分稼げるように頑張りたいです!

※過去の投稿を更新しました

こんにちは。watcherです。
表題の通り、過去の投稿を更新しました。理由をとしては、私の友人より「見れない」という声があったためです。なんでだろ?と考えた結果、画像データが重い可能性があると分かりました。毎回元データの1/9程度までピクセル数を落としているのですが、何枚も記事に貼り付けると当然読み込みが遅くなってしまいますね...今後は1記事につき写真2枚までに制限して書いていけたらなと思います。

と、ここまで書いておしまいというのもなぁと思いますので(笑)

キビタキ(北海道 某所)

やっぱりきれいですね。
今後ともよろしくお願いいたします。